About the Course
基礎をバランスよく身につけよう!
ピアノの導入期にとって大事なことは、楽譜を自分で読めるようになることだと思います。耳で覚えるだけではなく、はじめはゆっくりでも確実に自分の力で楽譜を読んで弾けるようになることが、ピアノと楽しくかかわっていけるかに大きく関わります。自分で楽譜が読めると、「もっと新しい曲を弾いてみたい!」と、次々と新しい楽譜を開くようになるようです。
楽譜には音の高さ、音の長さ、音の強さが書いてあるだけではありません。パッと見ただけでは分からなくても、このように書かれているときは、どのようにな響きが求められているのかを知り、それを実現するためにはどのように手や身体を使うと良いのかを身につけ、楽譜を見たときに自然とふさわしい身体の使い方ができることを目指しています。
当コースでは歌ったりリズム叩きをしたり、読譜をしたり、様々な角度からアプローチします。また、ピアノを弾くための正しい手のフォームや姿勢、日々の練習の方法についてもこの段階から身につけていきます。
当コースのカリキュラムはKLASSEが監修し、髙橋いつきの導入コースと同様の指導方針を徹底しています。
髙橋いつきのもとで長年研鑽を積み、音楽観を共有する新井麻美先生は、内外の数々のコンクールで受賞歴を持つ実力派です。こどもの指導経験も豊富で、生徒さんの心理に寄り添う懇切丁寧なレッスンには定評があります。
使用教材例:
オルガンピアノの本とワークを中心に、途中からバーナム、バイエル、ハノン(1番~20番、39番音階、40番半音階、41番アルペジオ)、チェルニー100番、バロック、ブルクミュラー25の練習曲を併用。
ブルクミュラー25の練習曲を終了すると、次は展開コースです。ブルクミュラー以外の教材の進度は、生徒さんによって違いますが、ブルクミュラーの25の練習曲で一区切りとしています。
講師
新井麻美
2020年より東京藝術大学音楽学部器楽科のピアノ科、作曲科の同級生による完全自主企画コンサートプロジェクト「盤楽遊嬉」を結成し、2022年に第1回(延期公演)、2023年に第2回公演、2024年に第3回公演を開催した。2021年には同大学の齋藤陽花氏との自主公演企画「齋藤陽花・米倉令真 ピアノジョイントコンサートプロジェクト」を結成し、2022年に第1回公演、2024年に第2回公演を開催した。2023年には、同大学の声楽科4名とともに自主公演企画「まいふぇいばりっとそんぐす」に出演。