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ハンブルクの夕日

​本荘悠亜

ほんじょうゆうあ

1995年生まれ。滋賀県出身。3歳よりピアノを始める。

「誰よりも練習や弾き方に悩み、上達方法を考えてきた」ピアノ指導者。
また「まるでピアノを歌手のように歌わせ、クラシック音楽の魅力を伝える」ピアニストとして、軽妙なトークを交えたスタイルのソロリサイタルを東京・京都などで続々と開催している。


灘高等学校、東京大学を卒業後、桐朋学園大学院大学の修士課程ピアノ科修了。大学院在学中、学内オーディションに合格し、チャイコフスキー《ピアノ協奏曲第1番》を桐朋アカデミーオーケストラ(指揮:十束尚宏)と共演。優秀な成績により、同大学奨学金を2年連続授与される。


滋賀県ピアノコンクール、熊谷ひばりピアノコンクール、下田国際音楽コンクール、YYA国際ピアノコンクールなど、国内・国際的コンクールで上位入賞・入選を果たす。その後、ピアノ教材の出版社、ピティナ(全日本ピアノ指導者協会)関連会社にて勤務し、コンクールの課題曲選定、運営や新刊楽譜出版にも携わる経験を持つ。

Edited Image 2014-12-31-8:15:31

灘高等学校、東京大学文学部美学芸術学専修(音楽学)を卒業後、3年の会社員生活を経て、桐朋学園大学院大学音楽研究科演奏研究専攻ピアノ科を優秀な成績で修了(修士)。在学中、60分×3回のソロリサイタルをすべて異なるプログラムで開催。

東京大学では、音楽の哲学(Philosophy of music)を専攻し、特に英米分析哲学の手法による演奏行為論、芸術の定義などについて研究する。卒業論文として《テクノロジーによるスキルの代替が音楽演奏の定義に及ぼす哲学的問題―ゴドロヴィッチの演奏論を中心に―》を執筆し、次席にて卒業。

桐朋学園大学大学院での研究内容は以下の通り。

(1年次)ショパンが創出した革新的なピアニズムと、それを現代のピアノにて効果的に再現する方法について研究。レパートリー上は、ショパン、シマノフスキ、スクリャービンの共通性について、3者が作曲したマズルカや種々の性格作品を軸として研究。

(2年次)ピアノ協奏曲として、「モーツァルト第27番」「チャイコフスキー第1番」を主要レパートリーとして研究し、オーケストラと共演を果たした。ソロでは、ベートーヴェン・ブラームスを中心としたドイツ音楽を取り扱い、特に変奏の技法に着目して研究をおこなった。
修士リサイタルでは、ベートーヴェンのピアノソナタ32番・ブラームスのヘンデルの主題による変奏曲を演奏。

ピアニスト黒木洋平氏の考えに深く共感し、ショパンのメソッドに基づいた現代ピアノ奏法(モダンピアニズム)の習得・指導法についても研鑽を行う。

滋賀県ピアノコンクールにおいて、第24回小学校高学年部門第1位および知事賞受賞、第30回高等学校部門第1位。ピティナ・ピアノコンペティション全国決勝大会にて、A1級銀賞、B級べスト賞、C級入選。同コンペティション地区本選会にて、F級奨励賞、Yカテゴリー第2位。第19回大阪国際音楽コンクールPOA部門ファイナルにて第2位(最高位)受賞。第12回熊谷ひばりピアノコンクールG1(音大・専攻)部門金賞および埼玉県知事賞(グランプリ)受賞。第12回日本バッハコンクール大学・大学院部門銀賞。第8回下田国際音楽コンクールプロフェッショナル部門にて奨励賞受賞。第1回YYA国際ピアノコンクールにて、予選を第1位で通過、ファイナル入選。
桐朋学園大学院大学奨学金を2年連続授与される。

2022年5月、モーツァルト《ピアノ協奏曲第27番》(第2・3楽章)を桐朋アカデミーオーケストラ(指揮:高関健)と共演。

2022年8月、京都にて、ソプラノ歌手鈴木麻琴氏とトーク付きのジョイントリサイタル『歌とピアノで紡ぐ明暗』を開催。

2022年10月、学内オーディションに合格し、チャイコフスキー《ピアノ協奏曲第1番》全楽章を桐朋アカデミーオーケストラ(指揮:十束尚宏)と共演、好評を博す。

東京大学教養学部選抜学生オーディションに合格し演奏会に出演。

2022年1月、メズム東京「Showcase」コンサートに出演。

2022年3月、オーディションに合格し、びわ湖ホール主催公演「ザ・ファーストリサイタル2022」に出演。

2022年11月、音源選考ののち、ヴァイオリニスト椎名慧氏と共に「とやま室内楽フェスティバル2022」に富山ゆかりのアーティストとして参加、7日間のマスタークラスを受講。「スペシャルコンサート」「ジャンプスタートコンサート」に出演。

2022年12月、応募55組の中から唯一ソロのピアノ奏者として選出され、墨田区主催事業「演奏家の船出コンサート」に出演。

オペラ作品のディレクター、合唱指導者としても活動歴があり、東京大学歌劇団のオペラ公演において、《愛の妙薬》音楽監督、《カルメン》《マノン》合唱指揮を歴任。また計10公演にて専属コレぺティを務め、歌手やオーケストラを熟知した安定感のある伴奏には定評がある。

これまでに甲斐環、井上宏子、西村裕美子、稲垣聡、クラウディオ・ソアレス、内藤晃、高橋いつき、岡田博美、鶴見彩の各氏に、室内楽を銅銀久弥、川久保賜紀の各氏に師事。練木繁夫氏のレッスンを受講。

現在、若林顕、黒木洋平の各氏に師事。

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