About the Course
基礎をバランスよく身につけよう!
ピアノの導入期にとって大事なことは、楽譜を自分で読めるようになることだと思います。耳で覚えるだけではなく、はじめはゆっくりでも確実に自分の力で楽譜を読んで弾けるようになることが、ピアノと楽しくかかわっていけるかに大きく関わります。自分で楽譜が読めると、「もっと新しい曲を弾いてみたい!」と、次々と新しい楽譜を開くようになるようです。
楽譜には音の高さ、音の長さ、音の強さが書いてあるだけではありません。パッと見ただけでは分からなくても、このように書かれているときは、どのようにな響きが求められているのかを知り、それを実現するためにはどのように手や身体を使うと良いのかを身につけ、楽譜を見たときに自然とふさわしい身体の使い方ができることを目指しています。
当コースでは歌ったりリズム叩きをしたり、読譜をしたり、様々な角度からアプローチします。また、ピアノを弾くための正しい手のフォームや姿勢、日々の練習の方法についてもこの段階から身につけていきます。
コンクールに挑戦なさる方は専門コースになります。
単発でのレッスンをご希望の方は、1回45分5000円でお引き受けいたします。
使用教材例:
オルガンピアノの本とワークを中心に、途中からバーナム、バイエル、ハノン(1番~20番、39番音階、40番半音階、41番アルペジオ)、チェルニー100番、バロック、ブルクミュラー25の練習曲を併用。
ブルクミュラー25の練習曲を終了すると、次は展開コースです。ブルクミュラー以外の教材の進度は、生徒さんによって違いますが、ブルクミュラーの25の練習曲で一区切りとしています。
講師
高橋いつき
1983年生まれ。4歳よりピアノを始める。 東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、 東京藝術大学音楽学部器楽科卒業後、ドイツに留学。 ハンブルク音楽演劇大学を、 最高成績優秀者におくられるMasefield賞を得て卒業し、 その後、ウィーン国立音楽芸術大学大学院を卒業、 同ポストグラドゥアーレ課程を修了。 2014年度-2018年度、東京藝術大学音楽学部 附属音楽高等学校ピアノ科非常勤講師。 現在、株式会社KLASSE代表取締役。 これまでにピアノを松村美智子、金子勝子、弓削田優子、 倉沢仁子、播本枝未子、辛島輝治、東誠三、 Ralf Nattkemper、Roland Keller各氏に師事。 ソルフェージュを野平一郎、林達也、 室内楽をMeinhard Prinz、Marialena Fernandes、 歌曲伴奏をDavid Lutz各氏に師事。