KLASSE通信 第3号 2017/04/05
おさらい会報告
2017年4月20日にさいたま芸術劇場中練習室にておさらい会が開催されました。
今回はこれまでで最多の参加人数となり、大勢のオーディエンスを前に演奏することになりました。それぞれに普段の練習の成果が反映された演奏になったのではないかと思います。たくさんのレパートリーに挑戦した生徒さんは、長時間のプログラムを舞台にかけるために毎日どのような練習をすればよかったのか、振り返るきっかけになったことと思います。人前で弾くと、いつもは思いもかけなかったところでミスをしたり、無意識に練習が足りていないところが怖くなったりするものです。また、自宅やレッスン室では十分な音量でも、広い会場では通用しないということもあります。そういった気づきを得ることが「おさらい会」に参加する意義でもありますから、よく反省して今後に生かしてもらえればと思います。これからもおさらい会への皆さんの積極的な参加をお待ちしています。
今後のおさらい会の予定
6/10(土) 13:00-17:00、 7月2日(日) 13:00-17:00、 8月20日(日) 13:00-17:00
参加申込はレッスン室にある連絡帳ファイルにてお願いいたします。
コンクール報告
A. T. さん 小学五年 全日本ジュニアクラシックコンクール全国大会 第1位
ショパン:スケルツォ 第1番 ロ短調 作品20
ご本人から許可をいただきましたので掲載いたします。
2017年3月29日、五反田文化センターにて。
E. O さん 年長 全日本ジュニアクラシックコンクール全国大会 審査員賞 (最高得点)
ショパン:ワルツ 変ニ長調 作品64-1「小犬のワルツ」
ご本人から許可をいただきましたので掲載いたします。
2017年4月1日、五反田文化センターにて。
東京藝術大学の入試が終了し、私の藝高の生徒さん四人全員が無事に合格しました。
藝校の生徒さんにとって、藝大入試は受かるのが当たり前という状況ですから、そのプレッシャーは相当なものです。それでも毎年数人が落ちてしまいます。附属高校とはいえ、本番で失敗すれば厳しい現実が待ち受けています。
他の高校生は藝大の他に滑り止めを受けますが、藝高生は、他の学校に行きたい人(留学など)でない限り、いわゆる滑り止めを受けません。藝大の入試は時期が遅いので、三月の二週目に入るくらいに結果が出て落ちたら、そのまま浪人が決定してしまうのです。
私の時は修学旅行で一緒の部屋だった5人のうち、私以外全員落ちてしまいました。一番仲良しだったお友達と急に一緒の大学に進むことが出来なくなり、高校生活の最後は複雑な気持ちでした。とりわけ卒業式は最悪な気分でした。一人はすぐロンドンに留学、二人は一年後に藝大に合格、一人は一年後も藝大不合格で東京音大の普通コースに進みました。いつもこの時期になると、なんとなくいやな気持ちになります。
それでも、「あの時藝大落ちたから頑張れた」と思える人生にするのも、今後の努力次第ですから、そのときそのときを精一杯生きていければと思います。
足立範子先生フィンガートレーニングの予定
4月22日(土)、4月23日(日)、5月14日(日)、5月27日(土)、5月28日(日)で調整しております。
受講希望者が多数の場合は、緊急度の高い方から受講していただきます。ご了承下さい。
レッスンのお休みをいただき新婚旅行に行って参りました。生徒さんからはたくさんのおすすめスポットを教えていただき、毎日おいしいお食事を楽しむことができました。どうもありがとうございました。皆様も有意義な春休みを過ごすことが出来ましたか? ピアノをがむしゃらに弾くことだけではなく、自然にふれあったり、五感をフルに活用して、たくさんの感覚や気持ちを体験することも大切ですから、時間を有効に作って、使って、いろいろな経験をしてほしいと思います。
ご連絡
着られなくなったドレスはクローゼットにうもれていませんか。ある生徒さんが、着られなくなったドレスを持ってきてくださいました。ぴったりに着られるシンデレラを見つけて、その子がまた本番で着て、また一つの思い出がそのドレスとともに生まれました。女性は何回も同じドレスを本番で着られませんし、特に成長期のお子様はすぐに大きくなってしまうので、一つのドレスで出られる本番が限られています。もし、クローゼットにうもれているドレスがございましたら、持ってきていただけましたら幸いです。大切に使わせていただきます。