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 今年も押し詰まってまいりました。年に一回くらいしか更新のないニュースレターですが、読んでくださってありがとうございます。来年も良い年になりますように。

柴田陽人さんが、全日本学生音楽コンクール全国大会で第3位、東京大会で第1位を受賞しました。全国大会直前のおさらい会には、たくさんの方が応援に駆けつけて下さり、ありがとうございました。当日はさらにパワーアップした演奏を披露してくださいました。 そんな柴田陽人さんがアンケートに答えてくださいましたのでご紹介します。 陽人君にとって、学生音楽コンクールとは、どのようなものですか。 今年1番勝負をかけたいと思っていたコンクールだった。全国大会に行き、3位以内に入ることを目標にしていた。たくさん辛いことはあったが、目標のために頑張ることができた。 本選のスカルボと全国大会のスペイン狂詩曲は それぞれ、どのような理由で選曲しましたか。 スカルボ…本選は絶対通過したいと思っていた。以前、日本演奏家コンクールでこの曲で2位を獲れたので、自信をもって弾けると思ったから。 スペイン狂詩曲…最初は違う曲を予定していたが、江口先生にこの曲の方が合っていると勧めて頂いた。 スカルボはどのようなことを大切にして取り組みましたか。 初めてこの曲を聴いた時に、何をイメージして作曲したのかが全く分からなかった。弾くにあたり、まず曲名であるスカルボとは何かを調べ、考えた。動き回るいたずら好きな悪魔、ということで演奏に軽快さ、鋭さを出すことを意識した。 一度弾いたことがあったので、一から見直して細かいところから音楽を作っていった。 スペイン狂詩曲の好きなところはどのようなところですか。 スペインの2つのタイプの違う踊りが使われていて、情熱的なところもあればリズムカルな部分があり、弾いていても聴いていても楽しいところが自分は好きだ。 技術的にはかなり難しいが、自分の良さを出すことが出来る曲だった。 全国大会で演奏し終わった瞬間に何を思いましたか。 演奏し終わった瞬間は弾ききったと言う気持ちが強く、何を思っていたのか全く覚えていない。 舞台袖から出る時にはホッとしたのと同時に、ミスをしてしまったことを反省していた。だけど、自分がやりたいことは出来たと思った。 今回のコンクールでの取り組みで一番難しかったことはなんですか。 特に全国大会の曲は短時間で仕上げたので、曲をまとめるのが大変だった。1ヶ月という期間で仕上げ、入賞することが出来た。これは自分のなかでも自信がついた。 練習への向かい方。自分で自分を上手くコントロール出来ず、周りのたくさんの人に迷惑を掛けてしまった。賞を頂けたのも、支えてくれた方々のお陰です。感謝しています。 どんな演奏家になりたいですか。 またそのためには、何が必要だと考えていますか。 自分はミスが多く、克服しなければいけないと思っている。演奏をする際は、ミスをしないことはもちろん大切だとは思っている。でも、自分はそのような囚われた演奏は好きではない。 舞台に立つときには、ミスをしないようにとはいつも心掛けているが、それ以上にお客さんに自分が思い描く世界が届くような演奏をしたいと考えている。これから演奏家になったとしても、心に残るような演奏、また聴きたいと思ってもらえるような演奏をしたい。 終わった後に、感動した、また聴かせてくださいなどと言って頂けることが何より嬉しい。 これからもさらに練習を重ね、良い演奏をして、もっと上を目指せるように頑張っていきたい。 これからも応援宜しくお願いします。


PTNAでは、小学6年生の大澤英怜七さんがE級で銀賞を受賞しました。 公式チャンネルで動画が公開されていますのでご紹介します。




昨年の日本クラシックコンクールでは、当時高校1年生の島田瑚子さんが第2位を受賞し、今年の受賞記念コンサートで、ショパンのピアノ協奏曲第1番第1楽章を演奏しました。 公式チャンネルで動画が公開されていますのでご紹介します。



2022年は4月と8月に発表会を開催しました。2023年はいろいろなところの会場の改装が重なり、発表会の開催は予定しておりませんので、おさらい会をいつもよりは頻繁に開催するつもりです。どうぞよろしくお願いいたします。



正統派ヴァイオリニスト林悠介さんを迎えて、ヴァイオリンとピアノのための名曲をお届けします。 



藝高合格おめでとう特集

今年の藝高入学試験に、昨年に引き続き二人の生徒さんが合格しました。 昨年の合格者のお二人に答えていただいたものと同じ質問に、答えていただきましたので掲載いたします。


入試のスケジュール (12月23日に、通常二日間かけて行われる実技試験を、一日で行うと発表がありました。) 2021年9月9日 課題曲発表※ 1月19日 翌日の呼び出し時間の発表 1月20日 ピアノ実技試験 A課題、B課題 1次合格者発表 1月23日 音楽科目試験 1月24日 学科試験 面接 1月25日 最終合格者発表

※2022年課題曲



今回初めての試みとして、当教室では受験生だけを対象とした弾き合い会を、11月3日、11月23日、12月12日、1月3日にいつものレッスン室で行い、1月5日には川口リリアの音楽ホールで練習を行いました。


質問に答えてくださったのは以下の二人です。 私の思い出とともにご紹介します。 Aさんは2015年(小学2年の終わり)にはじめていらっしゃいました。私の小学校の後輩で、勝手に親近感を持っていましたが、はじめは何を聞いても姿勢を正してニコニコとしていたので、その反応の後ろに隠れた本心を探りながらのレッスンでした。もともと自然な音楽を持っていてやわらかい雰囲気のある子でしたから、コンクールでもそれなりに評価されていましたが、ある時自分ひとりの力で譜読みしていないことが私にバレて、それからはお母様に家での練習に付き合わないでいただきました。お母様としては、自分が力を貸してあげればもっと早く正確に譜読みできるのに、本人の成長のためと、相当な我慢という努力をしていただいたと思います。その頃は本番までに仕上げが間に合わないということが続き、なかなか良い結果が出せないでいました。もう気持ちが腐っちゃうかな? というところぎりぎりで、東京藝術大学のアカデミーに合格し、久しぶりに他人に評価していただけて、もともと好きな音楽を自分の意志で続けていこうという決心がついたのではないかと感じています。それからは身体と心の成長とともに、自分の耳で判断して練習したり、本番の気持ちのコントロールをしたりと、いろいろな課題を一つずつクリアしてきました。これからものびのびと音楽を楽しみながら成長してほしいと思います。 (課題曲選択) モシュコフスキー:1番(自己選択)、5番、6番(当日抽選)、11番 ショパン:10-3 スカルラッティ:ニ短調 ベートーヴェン:7番 Bさんは2018年(小学5年)にレッスンにいらっしゃいました。強い推進力を持った音楽の運びが得意で、生き生きとした明瞭な音質は、誰にもまねできない輝きがあります。はじめの頃は打鍵、音階、アルペジオ、チェルニーを主にレッスンしておりましたが、次第にコンクールに追われるようになり、なかなか落ち着いて基礎にとり組む時間が取れなくなってしまいました。あまり譜読みは早くありませんが、正確に読むこと(広い意味での正確)は得意で、本番に合わせて曲を仕上げるエネルギーと集中力は感心するものがあります。最後まで学業と両立させながらピアノに取り組んでいましたし、海外のコンクールにも積極的に参加してしっかりと成績を残せるのは、底力のなせる業だと思います。にもかからわず、いつも自分の演奏や自分の練習に対する自己評価が謙虚で、常に理想を高く持ち、より良いものを目指して努力できるので、これからも自分に自信をもって思いっきり音楽に取り組んでほしいです。 (課題曲選択) モシュコフスキー:6番(自己選択)、2番、5番、12番(当日抽選) ショパン:10-6 スカルラッティ:ニ短調 ベートーヴェン:7番


【幼いころのこと、または全般】

ピアノをはじめたきっかけを教えてください。

Aさん 小さい頃から歌が好きで、家にアップライトピアノがあったので弾くようになった。

Bさん 習い事のひとつとして始めた。


藝高を目指すようになったのはいつですか。きっかけは何ですか。

Aさん 小5くらいから藝高に行きたいというのが1つの目標だったが、中3の夏に改めて、これから自分が何になりたいのか考えたときに、藝高を受けようと決めた。

Bさん 中学生になり将来のことを考えたとき、音楽をこれからも続けたいと思ったこと。


勉強との両立で工夫したことは何ですか。

Aさん 家ではピアノの練習をして、学校の登下校と休み時間を使って勉強をしていた。

Bさん 授業でなるべく多くのことを理解するように心がけたこと。


どのようなことに気を付けて練習しましたか。

Aさん 本番緊張しても、失敗しても、自分の音楽や表現がなくならないようにした。

Bさん まだ出来ていないことを明確にするようにしていた。


【課題曲(9月中旬)が出てから試験まで】

学校にはいきましたか。

Aさん 2学期までは学校に行って、3学期は休んだ。

Bさん 1月から試験までは全て休んだ。


練習時間は平均何時間でしたか。

Aさん 平日は3〜4時間。休日は7〜9時間。

Bさん 日によって差があるが、平均4〜5時間くらい。


どのようなことを心がけて生活しましたか。

Aさん ・常に笑顔でいること。 ・食べたいものは食べること。(なるべくストレスを溜めないように)

Bさん なるべく前向きな気持ちでいること。


学科試験の対策はどのようにしましたか。

Aさん ・過去問を2年分解いた。 ・数学と国語は塾に通ってた時のテキストを使った。 ・英語は範囲の基礎問題を解いた。

Bさん 過去問を解いたり、基本的な内容の復習をした。


ソルフェージュの対策はどのようにしましたか。

Aさん ・藝大ジュニア・アカデミー ・毎日練習後に聴音をした。 ・楽典問題108集を2回解いた。

Bさん 過去問を解き、わからないことを無くすようにした。


初見視奏、新曲視唱の対策について、 おすすめの教材などがあったら教えてください。

Aさん 小さい頃の弾いてない曲や、ヤマハのピアノ初見練習曲集を使って練習した。

Bさん ヤマハのピアノ初見練習曲集を使った。


入試のために利用したコンクールや本番練習の機会を教えてください。

Aさん 髙橋先生の弾き合い会、ピティナ・ピアノステップ、アカデミーの試演会、全日本ジュニアクラシック音楽コンクール、ホールを借りる。

Bさん ピティナ・ピアノステップ、日本クラシック音楽コンクール、髙橋先生の弾き合い会など。


併願校はどこですか。

Aさん ・東京音楽大学付属高等学校 ・地元の普通校

Bさん 他の音楽高校の予定だったが、藝高に受かったので受けなかった。


当日落ち着いて演奏するために、気を付けて練習したことは何ですか。

Aさん 本番出る前の深呼吸、いつも本番前にしているルーティンをした。

Bさん 座る位置などから毎回気にするようにして弾くこと。


前日はどのように過ごしましたか。

Aさん ピアノを弾きすぎず、弾かない間はダラダラ過ごした。

Bさん いつも通りの流れで過ごした。寝る時間も変えないようにした。


入試で一番苦労したことは何ですか。

Aさん ・試験期間が長いので、体調を崩さないようにすること。 ・今回の入試では、1日で全ての曲を演奏したので、集中力を切らさないようにすること。

Bさん 自分に自信を持つこと。


【試験中】

試験会場の響きとピアノの状態を教えてください。

Aさん A会場…響くわけではない。ピアノは軽い。 B会場…とても響く。ピアノは軽い。

Bさん A会場…思っていたよりは響いた。 B会場…とても響く。鍵盤は軽めだった。


面接で何をきかれましたか。

Aさん ・試験はどうだったか。 ・中学校の魅力は何か。 ・学校の生活面で頑張ってることは何か。 ・藝高生のライバルとどう関わっていくか。

Bさん ・試験全体を通して何を感じたか。 ・電車が遅れた場合でも遅刻しないための対策はあるか。 ・得意科目と苦手科目はそれぞれ何か。 ・同級生や、上級生とどのように関わっていきたいか。


持っていくと良いものはありますか。

Aさん カイロ、手袋、ハンカチ、ストップウォッチ、お守り。

Bさん ハンカチ、ティッシュ、時計、防寒道具。


【実技試験の流れ】

前日に試験日の集合時間が発表 当日時間までに控室に到着 呼び出されて試験曲のくじを引いて練習会場で40分練習 (スタインウェイとヤマハの2台があり、好きな方を弾いて練習して良い) 練習後そのまま本番会場Aに移動すると、前の人が弾いている 入室 係りの人が受験番号を試験官に伝えてくれるので、自分はお辞儀をして演奏するだけ 試験官は5人くらい 演奏後、係の人の案内で会場Bに移動すると、前の人が弾いてる 会場Bは楽章によってはカットされ演奏する 演奏終了後はそのまま帰宅


お忙しい中、たくさんの質問に答えてくださってありがとうございました。

更新日:2022年2月12日

藝高合格おめでとう特集

今年の藝高受験では二人の生徒さんが受験に挑み、二人とも合格いたしました。そこで、二人の受験生に質問してみたいことを募集したところ、たくさんの方から色々な質問をいただいたので、その中でも、複数の方が興味をもっていた質問にしぼって、答えていただきました。 質問に答えてくださったのは以下の二人です。 私の思い出とともにご紹介します。 ♂くんは2015年11月(小学4年)に、「今回のコンクールは絶対に一位しかとれないので、レッスンしてください。」と、ドビュッシーのピアノのためにのプレリュードを持っていらっしゃいましたが、決意の通りに第一位に輝くだけの努力のできる少年でした。小学6年の時はコンクールに一切出場しないで、あるスポーツ少年団のキャプテンとして責任を背負いながら、こつこつピアノにも取り組むという一年を過ごしました。その後も運動とピアノの両立は課題ではありましたが、持ち前の誠実さと、身体能力に助けられながら最後まで希望を持って頑張ったと思います。小学生の頃はリズム感のあるノリノリの曲がぴったりの少年でしたが、中学に入ってからは、音楽の神髄をとらえて自分の心の奥に落とし込んでいく作業を、粛々と時間をかけて取り組む青年に成長したと思います。 ♀さんは2017年5月(小学6年)に初めてレッスンにいらっしゃいました。レッスンに来るたびに目をきらきらと輝かせて、一音(一言)一句も逃さないで自分のものにする! といった、気迫を感じました。もともと賢く、興味を持ったことはなんでも吸収して、努力を努力とも感じないで楽しみながら取り組むことができる子なので、自分の意志で目標を決めると、ぐっと成長しました。感情も激しく音楽的な分、その感情をコントロールすることが課題でしたが、入試の一か月前までは、受験だと感じさせないくらい、ピアノを弾くのが楽しそうに見えました。こんなに楽しそうに受験に挑む子は見たことないと思ったほどです。でも、入試が終わった後に彼女のそばに立ったら、きれいな長い髪の毛の中にたくさんの白髪を発見して、あんな笑顔の中にたくさんのものを抱えていたんだなと思いました。

【幼いころのこと、または全般】 ピアノをはじめたきっかけを教えてください。 ♂くん 通っていた幼稚園が「小さい時から本物の音に触れて欲しい。」という教育方針で、ヴァイオリンかピアノを学ぶことを勧めていた。両親は「ヴァイオリンはお金が掛かる楽器だし、家にピアノがあるからピアノで良いんじゃない?」と単純にピアノを選び、習うことになった。 ♀さん 習い事の一つとして音楽教室のグループレッスンに通い始めたこと。 藝高を目指すようになったのはいつですか。きっかけは何ですか。 ♂くん 小学3年の時、ひょんなことがきっかけで藝大卒のプロのピアニストと巡り会い、教えてもらったことがきっかけで「自分も同じようになりたい。」と思った。 ♀さん 中学1年の冬、ピアノとの向き合い方、自分の進路についた考え始めた時、「将来どんな職業についたとしても、音楽を続けたい」と思ったこと。 勉強との両立で工夫したことは何ですか。 ♂くん 時間配分を自分なりに決めて、メリハリをつけて生活をした。 ♀さん 学校からの帰宅後、21時半まではピアノ、22時からは勉強と決め、生活のリズムを作った。休日は1日の時間割を作り、その時間に沿って集中してやった。 どのようなことに気を付けて練習しましたか。 ♂くん 苦手な部分や弾けないところを出来るだけ無くすように練習した。 ♀さん 無駄な時間を無くすこと。 【課題曲(9月中旬)が出てから試験まで】 学校にはいきましたか。 ♂くん 受験の1週間前まで行き、受験が終わるまで休んだ。 ♀さん 2学期までは欠席なし。3学期に入ってからは、試験までほとんど行かず、週に1日程度、午前のみ行った。(家に籠っているとストレスが溜まってしまう為)受験後は、毎日通った。 練習時間は平均何時間でしたか。 ♂くん 3~4時間。 ♀さん 部活をやっていた頃は、平日2〜3時間。休日4〜5時間。 部活引退後は平日4時間、休日6〜7時間。 3学期からは平日、休日7時間。 どのようなことを心がけて生活しましたか。 ♂くん 早寝早起き、たくさんご飯を食べる。 ♀さん 明るい心、日常の笑顔と思いやり。 毎晩、「合格します」と神様に宣言した。 「落ちる」という言葉に敏感になり、落ちたものは他の人より先に拾うようにしたw 学科試験の対策はどのようにしましたか。 ♂くん ・過去問を2回解いた。数学は答えが載っていなかったので、学校の先生にお願いをして答えを用意してもらった。 ・実際の試験は英語のリスニングが難しく、国語は文章問題が長く読むだけで精一杯、数学は基本的な問題だったが2教科に比べて難しかった。 ♀さん 中1からずっと学校の定期テスト勉強をしっかりやった。特に藝高対策はしていない。藝高の過去問は、前日に解いた。 ソルフェージュの対策はどのようにしましたか。 ♂くん ・2週間に1回ジュニア・アカデミー、地元の先生のレッスンを受けた。 ・本番は広いホールで試験だったこともあり、音が響いて聴き取りづらかった。 ♀さん 近くの音楽教室に通った。通信教育(パンセ)をやった。 初見視奏、新曲視唱の対策について、 おすすめの教材などがあったら教えてください。 ♂くん ・どちらも5、6年分の過去問をやった。 ・ヤマハの所見練習曲集、ピアノ演奏グレード、バロック小曲集などを使った。 ♀さん 初見視奏は、幼い頃の曲集(やったことのない曲)を初見の練習に使った。 入試のために利用したコンクールや本番練習の機会を教えてください。 ♂くん ピティナ・ステップ、髙橋先生のおさらい会、受験生同士の弾き合い会、ピアノ教育連盟の動画審査、地元のホールを借りる、など。 ♀さん k pianoコンクール kジュニア&学生音楽コンクール 日本クラッシック音楽コンクール ソナタコンクール 試験前に全ての課題曲をコンクールで弾く機会を作った。 併願校はどこですか。 ♂くん 地元の県立、私立の高等学校を考えていたが、藝高に合格したのでいずれも受験しなかった。 ♀さん 宇都宮短期大学付属高等学校。 当日落ち着いて演奏するために、気を付けて練習したことは何ですか。 ♂くん ・本番はかなり緊張するので、間違っても立ち直れるように通しの練習を繰り返し行った。 ・ゆっくり丁寧にさらい、心配なところがないように練習した。 ♀さん 弾き始める前のルーティーンを作った。 前日はどのように過ごしましたか。 ♂くん ・朝、シャッキリ起きられるように早く寝て、しっかりご飯を食べた。 ・ゆっくりの練習をたくさんして、通しで弾きすぎないようにした。 ♀さん 実技試験の前日は、練習室を借り、残りの時間はホテルでダラダラ過ごした。ソルフェージュの前日は、苦手な初見視奏の特訓と楽語の確認、今までに間違えた問題の解き直しをした。学科試験の前日は過去問を解き、英語のCDをかけながら寝た。親と面接の練習もした。 入試で一番苦労したことは何ですか。 ♂くん 本番はかなり緊張したので、いかに冷静な状態でいられるかが勝負だった。皆、同じところで待機するので他の人に気を取られないようにした。入試期間は少しでも気を抜くと体調を崩したりするので気を張って生活していた。 ♀さん メンタルを保つこと。 【試験中】 試験会場の響きとピアノの状態を教えてください。 ♂くん リスト会場…部屋の大きさの割に響く。思ったより暑かった。 ベートーヴェンの会場…大きなホールでとにかく響いた。ペダリングを意識した。 ♀さん リスト会場…ポロポロ響き、乾燥気味だけど、滑らかな音。表現が出しやすいスタインウェイ。軽め。 ベートーヴェンの会場…響く。透き通った音。弾いてて楽しくなるちょうどいい響き。軽め。 面接で何をきかれましたか。 ♂くん ・中学校生活で頑張ったこと(ピアノ以外で)。 ・遠距離通学となるが、通う自信があるか。 ・朝、早起きするのは得意か。 ♀さん 1人目の先生に「試験はどうだったか」 2人目の先生に「中学校でピアノ以外に何を頑張ってきたか」 3人目の先生に「学校には何時間で着くか」「学校にはどうやって来るか」 「通学に時間がかかるが、どうやって練習時間を確保するか」 持っていくと良いものはありますか。 ♂くん 受験票、防寒対策に必要なもの、気合い。 ♀さん コート、時計、ハンカチ、カイロ、お守り。 【実技試験の流れとアドヴァイス】 前日に試験日の集合時間が発表 当日時間までに控室に到着…想像以上に暖かい♂くん 呼び出されて練習会場で10分練習…何を弾くのかをきちんと決めておく♂くん 練習後そのまま本番会場に移動すると、前の人が弾いている 入室 係りの人が受験番号を試験官に伝えるので、自分はお辞儀をして演奏するだけ 試験官はA課題は6人、B課題は5人 演奏後帰宅 ♀さん 試験中の全ての期間、私語禁止。大学の入り口からは入れないため、高校の正門に回らないと行けない。門の先は受験生しか中に入れない。) お忙しい中、たくさんの質問に答えてくださってありがとうございました。

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